肌のクリニック院長の肌ブログ

東京でニキビ治療・シミ治療・調剤化粧品・プラセンタ療法外来をしている医師のブログ

なかなか治らない患者さんからのお問い合わせ

time 2016/11/11

当院へ来院するほとんどの患者さんは、長年ニキビに悩んでいたのもあって、治療でニキビが良くなると、当院に信頼を置いていただけます。しかし、治療を行っている患者さんの中で、稀に改善が乏しかったり、好転反応が長く続く患者さんがおり、そのことで不安を感じてしまう方がいるようです。

ここ1年間の間に、合計で4名の方からそのような「治療に関する不安」を訴えるお電話とメールをいただきました。4名の患者さんとも20歳以下の方で、当院にご連絡を頂くのは、決まってその患者さんのお母様からという共通点があり、子供のことを非常に心配するあまりに、どうしたら良いのかと不安になってしまわれたのだと思います。

お問い合わせいただいた4名の患者さんのうち3名の方は、治療を開始してまだ1ヶ月~3ヶ月以内の方でした。「まだまだ治療期間が短いので、もう少し様子を見てください。次回来院時に効果が薄ければ、薬の量を増やします。」と説明をするのですが、私の説明に納得がいかず、何度もお電話やメールを頂いたこともありました。

結局3名の患者さんのうち2名の方は、その後に改善して、治療を終えることができました。残り1名の方は、まだ治療期間が2ヶ月半程度ですので、今後の経過を見る必要はありますが、私の経験では問題なく改善すると思っています(アキュテイン治療ですので、100%ではありませんが、98%以上の確率で改善します)。

(→追記:その後来院してニキビはほとんど消失し、改善していることが確認できました。)

治療にかかる期間や、改善までに要する期間は、初診時に平均した数値をお話ししているので、個人差があります。アキュテイン治療の場合は、平均して2~3ヶ月、ホルモン治療の場合は平均して4ヶ月目からの改善になりますが、最初の1ヶ月で改善する方もいれば、改善まで半年程度の期間を要することもあります。

また、どちらの治療も非常に有効率は高いのですが、100%の方が治るという魔法の治療ではありません(アキュテインは98%、ホルモン治療は95%の有効率です)。再発率もあります。そのあたりのことは、診察時にも説明し、また当院のホームページにも詳細に書いているのですが、十分に伝わっていないのは、インフォームドコンセントが不十分であるという証拠でもあり、こちらの不徳の致すところです。

4名の患者さんのうち、1名の方はアキュテインの治療開始後4ヶ月経っても改善が乏しかった患者さんですが、用量を増やしていったところ、5ヶ月目から改善し、トータル8ヶ月間で完治して治療を終えることができました。

治療開始後2ヶ月目に入ってから、患者さんのお母様から「全然良くならないんですけど!いつ治るんですか?」と問い合わせが来るようになり、診察室に入る度に、「もうちょっと頑張りましょうっていつも先生は言いますけど、一体、いつになったら治るんですか!?」と毎回(患者さんのお母様が)怒ってらっしゃいました。

私も人間ですのでそのような言われ方をすると、「この患者さん(のお母様)は、私のことを全く信頼してくれていないんだな。」と感じますが、そんな中で、患者さんが通院を止めないで、完治することが出来て本当に良かったと思います。

最後の診察の時は、笑顔で「お世話になりました。」と言ってもらえた時は、ホッとして医者冥利に尽きる瞬間でした。

当院では治療効果や副作用・再発率など、メリットとデメリットを初診時には十分ご説明するようにしていますが、どうしても限られた時間内では伝わらないことがあります。

そんな中、当院のHPをしっかり読んでいただいている患者さんは、私の説明に対する理解も早く、診察の際にとても助かっています。

より治療内容が具体的に伝わるように、ニキビ治療の「アキュテイン治療」と「ホルモン治療」のページを改訂していますので、当院へご来院の方は、必ず目を通していただけるようお願いいたします。

※改訂したページを表示するには、パソコンの場合「F5キー」を押してページを更新する必要があります。

肌のクリニック

院長 岩橋 陽介

院長 岩橋 陽介

東京の調剤化粧品とニキビ治療専門皮膚科 肌のクリニック高円寺院の院長ブログ。Twitterではスタッフ全員でつぶやいています。 [詳細]