肌のクリニック院長の肌ブログ

東京でニキビ治療・シミ治療・調剤化粧品・プラセンタ療法外来をしている医師のブログ

小鼻の黒ずみの取り方とケアの方法

time 2017/03/19

小鼻の黒ずみ

小鼻の黒ずみが気になるという患者さんは結構いて、取り方やケアの方法について質問を受けることが時々あります。

鼻の毛穴は、もともと顔の他の部分よりも大きく、また、皮脂腺(脂の分泌腺)も発達しているため、皮脂が多く出る部位でもあります。ニキビに悩まされていた方は、特に毛穴が大きく広がってしまっていることもあり、そこに皮脂が詰まり、皮脂が空気に触れると酸化して黒くなります。それが、小鼻の黒ずみの正体です。

女性の場合は、毎日のメイクで毛穴を隠している(つまり、毛穴にファンデーションを詰めて目立たなくしている)ので、本来外に出る皮脂が溜まりやすくなり、詰まってしまって酸化が起こり、黒いぶつぶつになることもあります。

小鼻の黒ずみのケア方法あれこれ

解消方法としては、余分に溜まっている皮脂を除去してあげればいいだけなのですが、毛穴に詰まった皮脂を取るのはなかなか難しく、強く押し出したり、毛穴除去パックを使ったり、毛穴吸引器具を使ったりといった方法がありますが、どれも肌にある程度負担をかけてしまいます。

皮脂を押し出す方法は、鼻をしぼるようにぎゅっとつまんで皮脂を除去するので、俗に「鼻絞り(はなしぼり)」と呼ばれています。蒸しタオルを鼻に当てたり、入浴後に毛穴が開いている状態でティッシュなどで押し出すと、びっくりするくらい皮脂が取れます。黒ずんだ皮脂も取れるため、即効性があり、癖で毎日のようにやってしまう人もいますが、強さによっては皮膚がかなり傷ついてしまいますので、注意が必要です。

毛穴すっきりパックのような商品は、シートを水で濡らして鼻に被せ、一定時間後に取るというものですが、かなり粘着力が強いシートのため、これもやはり皮膚が傷ついてしまいます。毛穴吸引器具も同様に肌を傷つけてしまいます。

小鼻の黒ずみの取り方のおすすめ

本来、溜まっている皮脂をすべて取り除く必要はなく、ある程度除去できれば十分です。そこでお勧めするのが、マイクロファイバークロスによる洗顔です。マイクロファイバークロスは、洗顔用のものが市販されていますが、なければ眼鏡拭きでも構いません。下記はダイソーの眼鏡ふきですが、洗顔に使う人も多いためか「洗顔にも~お肌ツルツル」という表記がパッケージに書いてあります。


ダイソーのメガネ拭き

これで石鹸を泡立てて、入浴中など毛穴が開いているときに、くるくるとマッサージするように優しくこすります。マイクロファイバーの極細繊維が、毛穴に入り込んで皮脂を優しく取り除いてくれます。鼻絞りのように、皮脂を全部取ってしまうわけではないので、すぐに黒ずみが無くなるわけではありませんが、定期的に使っていると徐々に鼻の黒ずみが目立たなくなってきますし、何より肌に優しいのでおすすめです。

皮脂を取った後は、抗酸化作用(酸化防止作用)のある高濃度ビタミンCローション(VCエチルローション・VCグリセリルローション)で、毛穴をケアすることも大切です。


皮脂の酸化を防ぐ高濃度ビタミンCローション

レーザー治療

上記の対策をしても毛穴の黒ずみが気になる場合は、レーザー治療を行うことで改善できます。毛穴のレーザー治療は、フラクショナルレーザーやカーボンピーリングなどがありますが、細かい黒ずみ程度でしたらYAGレーザーの1064nmの波長を用いて、中空で照射を行うレーザーピーリングで十分です。レーザーピーリングはダウンタイムがなく、2週間間隔で数回受けるだけで、毛穴の黒ずみの改善を実感できるため、試してみてもよいでしょう。

 

肌のクリニック

院長 岩橋 陽介

院長 岩橋 陽介

東京の調剤化粧品とニキビ治療専門皮膚科 肌のクリニック高円寺院の院長ブログ。Twitterではスタッフ全員でつぶやいています。 [詳細]