肌のクリニック院長の肌ブログ

東京でニキビ治療・シミ治療・調剤化粧品・プラセンタ療法外来をしている医師のブログ

プラセンタ ヒト胎盤エキスの効果2

time 2015/07/24

プラセンタ注射は、自身の疲労回復や体の痛みに驚くほど効果があったわけですが、その経験をもとに患者さんへの治療に積極的に取り入れてきました。今までの治療でプラセンタが著効した症状や疾患は多岐に渡り、慢性疲労、更年期障害、肩こり、五十肩、関節痛、偏頭痛、冷え性、乾燥肌、アトピー性皮膚炎、鬱、自律神経失調症、、性欲低下、意欲低下、眼精疲労などがあります。

一例をあげると、前院の事務長は五十肩(肩関節周囲炎)で右肩が45度以上上がりませんでした。整形外科や整体、鍼灸、マッサージなどあらゆる治療を行いましたが、全く改善せず、私がプラセンタの治療をしていることを知って試しに受けてみたいと相談に来ました。整形外科で撮影したレントゲンでは異常を認めなかったとのことでしたが、1年以上肩を動かしてなかったため、片周りから腕の筋肉はやせ細ってしまっていました。筋肉を触診すると所々に硬結と圧痛を認め、特に上腕二頭筋腱の付着部に強い圧痛があったため、その周囲の筋肉を中心にラエンネック(プラセンタ)のトリガーポイント注射を行いました。肩周辺に複数箇所注射し、一度の治療で3A~5Aほどのラエンネックを用いました。

一回目の治療の後は、なんとなくいいような気がすると言っていましたが、3回目の治療の後、「電車が揺れたときに、とっさに腕を上げて吊り皮を掴んでいました!今まで痛くて腕が上げられなかったのに信じられない!」と言っていました。その時点で腕は90度以上上がるようになり、衰えていた筋力を戻すためにゴムチューブで行うインナーマッスルトレーニングを指導しました。週に2回の治療で、合計8回、約1ヶ月で腕は150度程度まであがるようになり、その後はリハビリと家でできるマッサージを指導して、再発なく現在に至っています。

私は、以前よりトリガーポイント注射を行ってきましたが、昔はネオビタカインやキシロカインという麻酔薬や、それにリドカインというステロイドを混ぜたものを使用していました。ノイロトロピンやただ単に生理食塩水を用いて注射をしていたこともあります。しかし、プラセンタをトリガーポイントに使用するようになってから、今までの薬剤よりも患者さんの症状の軽快がずっと早いため、今ではほとんどの症例でプラセンタを使用しています。ヘルニアや脊柱管狭窄症、腱板損傷や靭帯断裂など痛みの原因が明らかなものに対しては(痛みの原因がヘルニアや脊柱管狭窄症と誤診されているケースも珍しくありませんが)、まずその治療が必要であることは言うまでもありませんが、筋肉の痛み(筋膜性疼痛症候群)や炎症には最も効果があり、かつ副作用がすくない薬剤がプラセンタです。組織再生作用があるため、ネオビタカインやキシロカインのように反復注射で筋の線維化を引き起こすことは少ないですし、リドカインやケナコルトのような強いステロイドのような副作用はありません。

肌のクリニック

院長 岩橋 陽介

院長 岩橋 陽介

東京の調剤化粧品とニキビ治療専門皮膚科 肌のクリニック高円寺院の院長ブログ。Twitterではスタッフ全員でつぶやいています。 [詳細]